ダンス映画というのはあまり聞きなじみがありませんが、実はかっこいい映画がたくさんあるのはご存じでしょうか?
今回ご紹介する映画「Wild Style(ワイルドスタイル)」は、ニューヨークのディスコを中心に、HIPHOP 要素である「ダンス・DJ・ラップ・落書き」などが描写されています。その他には悪事を働く輩や、お金持ちのギャングなども登場しており、80 年代アメリカのストリートシーンの雰囲気を色濃く映したディープな内容となっております!
ストリートカルチャーの起源に迫る「Wild Style」
今やメジャーなコンテンツへと成長したストリートダンスですが、元々はギャング文化から発展したとも言われており、少しアンダーグラウンドな側面も持っております。
今回の Wild Style はニューヨークのブルックリンの若者達の姿を描いた映画で、Graffiti(グラフィティ)やブレイクダンス、DJ などの様子が映されています。HIPHOP カルチャーの土台がしっかり詰まっている映画なので、起源を知りたいという方におすすめの映画です!
Wild Style ってどんな映画?
Wild Style は 80 年代のニューヨークを舞台に、Graffiti(落書きアート)を描く青年に焦点をあてたストーリーとなっています。作中では青年の Graffiti に対する苦悩だけでなく、RAP やディスコの様子もしっかりと映されており、ダンスだけでなくストリートシーンの様子までも描かれている作品です。
Wild Style 公式サイト
HipHop の要素が詰まっている
HIPHOP 文化といえば何もダンスだけではありません。RAP や DJ も重要な要素として数えられており、Wild Style ではそれらの雰囲気までも楽しめます。メインのストーリー以外のストリートの様子が見どころともいえますので、最初から最後まで見ごたえが十分です!
ここが「Wild Style」の見どころ!
初代 HIPHOP 映画ともいえる Wild Style ですが、その他の映画と何が違い、どこがおもしろいのかが気になるところです。雰囲気からストーリーまで楽しめる作品なので、興味がある方は要チェックです!
Graffiti のかっこよさがポイント!
Wild Style のメインストーリーはダンスではなく、Graffiti がメインとなっているのがポイントです。作中ではスタイリッシュな Graffiti がたくさん映されており、現代では見られない独特な雰囲気が印象的です。
ダンスの描写が少ないと思いきや、踊っているシーンもしっかりと表現されていますので、当時のダンスを一目見たいという方にもおすすめです!
雰囲気あるアンダーグラウンド感
最初に説明したように、ダンスの起源はギャング文化から始まったといわれており、作中の雰囲気はアンダーグラウンドなイメージが強いです。銃を持っているギャングが突然登場したり、警察に見つからないようこっそりと壁に落書きするシーンなどもあり、当時のブルックリンの雰囲気を表現しているともいえます。
「Wild Style」が見たい人は?
Wild Style は 80 年代に公開された古い映画ですが、DVD 化やネット配信もされているので、現在でも簡単に見られます。ダンス好きやヒップホップ文化に興味があるという方におすすめの映画なので、ぜひ一度視聴してみてください!
まとめ
今回ご紹介した Wild Style は HIPHOP 映画の金字塔ともいえる作品で、現在でも高い評価を得ている名作です。映画としてではなく、ドキュメンタリーのような雰囲気もあるので、過去の HIPHOP シーンの様子を探ってみたいという人は見る価値ありです!