ショーケースを行う際に必要になってくるのが曲の編集ですが、ここで苦労をしているという方は多いのではないでしょうか。今回は、自分で曲の編集を行う際におすすめのアプリやおすすめの方法などを紹介していきます。
曲の編集はダンサーに必要不可欠?
複数曲を用いて踊る際に、曲の切り替わりをかっこよくするなど、曲の編集ができることでダンスの印象を変えることができます。踊りたいイメージに合った曲を作るためにも、必要なスキルとなってきています。
ダンス曲の編集方法
実際にダンスの曲を編集するとしてもどのような方法があるのかわからないという方もいらっしゃると思います。今回は、よく使われる2つの方法を紹介していきますので、是非試してみてください。
方法1
1つ目の方法は、スマートフォンを用いた編集です。現在では、無料アプリや有料アプリを利用すれば、簡単に編集するが可能となっています。スマホでの編集を身につければ場所を選ばず編集ができるようになります。
方法2
2つ目は、パソコンを用いた方法になります。最近はスマホでもできるようになりましたが、少し前まではPCでの編集がメジャーであり、細かいところまでこだわった編集をするのであれば、PCがおすすめです。
スマホを使ったダンス曲の編集方法
スマホで曲を編集するには、アプリを使って行いますが、どのアプリを使えばいいのかがわからない方も多いと思います。ここでは、無料・有料にわけておすすめのアプリを特徴と合わせて紹介します。
おすすめの音楽編集アプリ(無料アプリ編)
無料のアプリも年々増えてきており、使用感が良いものも増えてきています。その中でも用途に応じておすすめのアプリがあるので、iPhoneとAndroidにわけておすすめのアプリを紹介します。
Micro DJ FREE(iPhone)
複数ではなく、1曲を編集する際におすすめのアプリです。既存の曲のキーを変えたり、ピッチを変えることもできるため、1曲の中でアレンジをしたり、盛り上がりを作ったりするには簡単でおすすめです。
Micro DJ FREE(iPhone)Audio Editor(iPhone)
このアプリは複数の音をミックスできるアプリになっています。曲の切り貼りだけでなく再生速度変化・音程増減・音声変更・イコライジングなど、様々な機能があるため、ダンスの曲編集にも向いています。
Audio Editor(iPhone)音楽編集アプリ – 着うた作成 ・音楽カット(iPhone)
このアプリも複数の音声ファイルをミックスできるものです。音楽のトリミングはもちろんできますが、再生スピード変化、音程増、音程減、ゲイン、騒音、音声変更、イコライザーなどの細かい機能も使うことができます。
音楽編集アプリ音楽編集 カスタム曲、ビート、効果音などを作成(iPhone)
曲のカットや効果音をつけるなど、シンプルな編集が簡単に行える編集アプリです。音量を大きくすることやフェードなどもプロが使う機能ももちろん使えるので、使用者が増えているアプリです。
音楽編集 カスタム曲、ビート、効果音などを作成ミュージック テンポ チェンジャー(アンドロイド)
いきなり曲を編集するのはハードルが高いと感じる方におすすめのアプリです。曲のテンポや音程を変える、1部分をループするなど基本部分のみのアプリなので、曲編集の1歩目におすすめです。
ミュージック テンポ チェンジャーMP3カッター(アンドロイド)
MP3カッターはDJセットのようなアプリです。曲のスピードやピッチを編集することはもちろん可能であり、編集する曲の歌手の声を変えることも可能になっています。曲がいいけど、声が違うという時にもおすすめです。
MP3カッターオーディオ MP3カッター ミックス コンバーター(アンドロイド)
基本的な操作ができる、波形編集もできるため編集に慣れていない方でも操作がしやすいアプリになっています。フェードイン・フェードアウト機能もあるため、波形を見ながら綺麗に曲を繋ぐことができます。
オーディオ MP3カッター ミックス コンバーター音楽編集 – ソング カッター&シンセサイザー(アンドロイド)
切り取りや録音などの基本的な機能があり、アプリも操作しやすいので、初めての方でも簡単に使えます。アプリにシェア機能がついているため、編集した曲を共有したい方にもおすすめのアプリです。
音楽編集 – ソング カッター&シンセサイザーおすすめの音楽編集アプリ(有料アプリ編)
無料アプリでも簡単な編集が可能ですが、有料アプリになると編集の幅が広がります。有料のアプリの中でも特におすすめのアプリを紹介します。
Beat Maker Go (iPhone、Android)
このアプリはリズムパッドが使うことができる点、複数あるビートのパターンとサウンドを組み合わせられるという点で人気があります。編集するだけでなく、自分流にアレンジをする際におすすめのアプリです。
Beat Maker GoMusic Maker JAM (iPhone、Android)
幅広いジャンルの曲を作成、共有できるアプリとして人気があります。テンポとハーモニーを調整、曲のパートを編集、リアルタイムエフェクトなどの使用も可能になるため、独自性を出したい人におすすめです。
Music Maker JAMFL Studio Mobile (iPhone、Android)
iPhoneで音楽、録音などを追加し、アプリに内蔵しているピアノで音楽を作成できるアプリです。複数の曲にそれぞれ声を追加することも可能です。操作性も簡単で使いやすいアプリなので、初心者にもおすすめです。
FL Studio Mobileパソコンを使ったダンス曲の編集方法
パソコンを用いる場合は、編集ソフトをインストールして、そのソフトを使って編集をしていきます。こちらも、スマホアプリと同じように無料ソフト、有料ソフトがあるため、おすすめのソフトを紹介していきます。
おすすめの編集ソフト(フリーソフト編)
最近はDTMやSNSの普及で、誰でも簡単に音楽編集ソフトを使って、編集したり、共有したりできるようになっています。機能的にも優れたものが多い中でも特に使いやすいフリーソフトを紹介します。
WavePad
WavePadは、プロにも使われている編集ソフトです。基本的な作業はもちろん、リバーブやエコー、イコライザーなどのエフェクトの追加やノイズ除去など音楽編集に必要な作業を充分に行えます。
WavePadAudacity
ノイズ除去、分割、ピッチ変更など、様々な編集が可能でテンポ変更やBGM挿入などの機能もあるソフトです。波形を見ながら編集ができること、インターフェースがわかりやすいことなどから初心者にもおすすめです。
AudacitySound Engine Free
音楽を短くしたり、ボリュームを調節したりなど、基本編集を始め、波形を見ながら音声編集もできるソフトです。エコー、フェードイン・フェードアウトなど、機能が充実していることから、人気が高いソフトです。
Sound Engine FreeRenee Audio Tools
録音、音楽ファイルの切り出しや結合、フォーマット変換、ID3タグの編集などを1つのソフトで行えるとして人気のソフトです。動画から音楽を抽出することもできるので、ダンサーからの人気も高くなってきます。
Renee Audio Toolsおすすめの編集ソフト(有料ソフト編)
ソフトによって、対応しているフォーマットがあったり、大まかな編集しかできなかったり、使いこなすのが難しいこともあります。有料ソフトはできないことが少なく使いやすさも抜群です。その中でもおすすめを紹介します。
CUBASE
Elements・Artist・Proと3つのグレードがあり、用途に合わせて機能を選べるソフトです。バーチャルインストゥルメント、サウンドエフェクトなども搭載しており、編集だけでなく曲を作ることにも向いているソフトです。
ProTools
ProToolはレコーディングスタジオでも使われているプロ定番の音楽編集ソフトです。MIDI機能も充実しており、やりやすさも抜群です。制作でも編集でも必要なツールが全てあるので、困ったらこのソフトで間違いありません。
Logic Pro X
Appleが開発した有料音楽編集ソフトです。このソフトは大量のループ素材と音源が最初から付いていること、作曲・アレンジ・ミキシングがシンプルで簡単にできることが特徴です。初心者でも使いやすくおすすめです。
Logic Pro XREAPER
REAPERは機能が充実しているのに、軽くてサクサク動くことが特徴のソフトです。キー・コマンド・ツールバー・メニュー・マウスの動作などのインターフェースを自由にカスタムできる点も人気の理由の一つとなっています。
REAPERまとめ
今回は、ダンサーに必要不可欠なスキルである音楽の編集について紹介しました。切り貼りだけなど編集をするのであれば、スマホのアプリでも可能ですが、加工などの凝った編集をしたいのであれば、パソコンでの編集がおすすめです。おすすめのアプリやソフトを無料、有料共に紹介しているので、是非参考にしてみてください。