動画編集はパソコンが主流ではありますが、インスタグラムなどの普及によりスマホでも編集ができるようになってきています。今回は、ダンサーにとって動画の編集はスマホとパソコンどちらがいいかを紹介します。
ダンス動画の編集にスマホとパソコンはどちらがいい?
近年のスマホの普及により、動画編集アプリは増えてきています。パソコンとスマホの違いはどこにあるのか、メリットやデメリットを紹介しながら、アプリやソフトも合わせておすすめを紹介します。
スマホのメリット
場所を問わず編集できる
当たり前ですが、スマホは場所を問わず使うことができます。つまり、素材さえ揃っていれば、電車の中などどこでも編集をすることができます。移動時間に作業をすることで効率化を図ることができる点もメリットとなります。
ハードルが低い
最近では、大半がスマホを持っており、編集のアプリも無料のものが多くあるため、初期投資はほぼ0で始めることができます。編集を始めようと考えたときにはパソコンよりもスマホの方が始めやすいと言えるでしょう。
SNSでの共有もしやすい
スマホで作業をする場合、多くがSNSにて共有しやすいサイズにすることができます。スマホで作成する場合、実際に見られるサイズを確認しながらできるため、余計な手間がなく、簡単に共有できることもメリットになります。
おすすめの動画編集アプリ
インスタグラムなどのアプリの普及により、簡単に作業ができる動画編集アプリも多く出てきています。数あるアプリの中から、おすすめの動画編集アプリを有料・無料合わせて紹介していきますので、参考にしてみてください。
VideoShow
既に撮影した動画にBGMを入れる、BGMに合わせて動画を撮影できるとして人気のアプリです。無料でも使うことはできますが、動画に表示されるので、気になる方は有料を使う必要があるので、注意してください。
VivaVideo
正方形型での動画撮影や美顔フィルター、美顔レベル調整ができるとして人気のアプリです。また、撮影した写真を繋いでの動画作成も可能です。自撮りなどをする機会が多い方におすすめの無料アプリです。
Quik
カメラのブランドとして有名なGoProが手がけている有名なアプリ。自動で動画を分析してエフェクトやBGMなどを追加して動画を作成してくれます。ほぼほぼ全自動で動画編集ができるので、初心者におすすめなアプリです。
Splice
こちらもGoProが手がけているアプリです。先に紹介した「Quik」とは違い細かい編集機能が搭載されています。スマホでも細かく編集したい方、動画編集に慣れてきてこだわった編集がしたくなった方におすすめです。
inShot
インスタグラムとの親和性が高いとして人気のアプリです。シンプルなアプリなので、初心者でも簡単に使いこなすことができます。動画だけでなく、画像も編集できるため、使い分ける必要はない、使いやすいアプリです。
スマホのデメリット
簡易的な編集しかできない
スマホは、便利になったと言えど携帯電話の領域であることには変わりないため、パソコンに比べて機能が少ないことが多くなっています。切り貼り程度であれば、便利ですが、細かいこだわった編集には向いていません。
編集できる動画の分数に制限がある
パソコンと比べ、スマホは容量が少ないため、長時間の動画を編集・作成するには向いていません。アプリにもよりますが、分数に制限があることも多く、思っている動画を作成できない可能性も高くなってしまします。
動作が重くなることが多い
パソコンと比べると、スペックは圧倒的に落ちてしまうため、編集作業をしていると動作が重くなってしまうことが多々あります。スペックという点ではパソコンに大幅に負けているため、デメリットとなってきます。
パソコンのメリット
エフェクトなど細かい作業が可能
フリーソフトでもパソコンでは、機能が多く搭載されているため、スマホよりも細かい作業ができます。切り貼りだけでなく、音を重ねたり、テロップを作成するなどこだわった編集ができる点がメリットになります。
サクサク作業ができる
基本的には、スマホと比べるとスペックが高くなっているので、作業中に固まってしまったり動作が重くなってしまうことが少ないです。作業がサクサク行えると効率も上がるので、ストレスなく編集できるようになります。
長時間の編集でも対応できる
容量という面でも圧倒的な差があるため、多くの素材や長時間の動画作成などができるという点です。数分の動画を作るにも、素材は数時間分あるということも多くあるため、その時はパソコンでの作業に向いていると言えます。
おすすめの動画編集ソフト
こだわった動画を作る、長時間の動画を作る時には、パソコンを使った動画編集が主流となっています。ここでは、動画編集をする上でおすすめのソフトを有料・無料共に紹介していきますので、参考にしてみてください。
Microsoftフォト
Windows10標準の動画編集フリーソフトです。その名の通り写真を使ったスライドショー動画を作るアプリとなっているが、動画も編集できる機能を搭載している。いくつかのテンプレートもあり、デザインを選ぶのも簡単で初心者向けです。
MicrosoftフォトShotcut
Windows/Mac/Linux用のフリーの動画編集ソフトです。動画のカットトリミング、BGM音楽挿入、テキストテロップ、各種フィルタ、動画出力など最低限の機能が使えるようになっています。難易度が高いソフトなので、慣れた方におすすめです。
ShotcutAdobe Premiere Pro
映像制作者の多くがこのソフトを使っているくらいメジャーと言われているプロ向けの高機能ソフトです。月額制で安く使え、AfterEffectsやPhotoshopとも連携がしやすく、オリジナルの動画作成がしやすいと人気があります。
DaVinci Resolve
プロ用の動画編集ソフトとして人気のあるソフトです。有料版は高機能すぎて使えないという方には、家庭用向けの無料版も用意されています。まずは、無料版を使い物足りなくなってから有料版へ切り替えていく方法がおすすめです。
パソコンのデメリット
作業をする場所が限られている
スマホは場所を選びませんが、デスクトップであれば、基本的には家、ノートパソコンでもカフェなどの場所でないと編集することが難しくなってきます。移動時間などで作業ができなくなるため、デメリットとなってきます。
初期投資が高くなる
別記事でも紹介しましたが、パソコンはデスクトップでも10万円程度はかかってきてしまいます。スマホの場合は、有料アプリを使わなければ料金をかけずに作業ができるため、費用がかかってしまうことがデメリットになります。
まとめ
今回はスマホとパソコン、どちらが動画編集に向いているかをメリット・デメリットを含めて紹介しました。お互いにメリットは多いので、どのような動画を作りたいかによって使い分けたり、スマホで大まかな編集をしてパソコンで調整をするという使い方もいいと思います。