動画の編集をするにあたり、スペックが低いパソコンを使うと、編集ソフトが動かないということも出てきます。とはいえ、どのように選んだらいいかわからないという方も多いと思いますので、必要スペックやおすすめを紹介します。
動画編集用パソコンを買う前に!見るべきスペックを把握しよう
どの編集ソフトを使うか、どれくらいのクオリティの動画を作るかによって変動はありますが、見るべきスペックは、CPU、メモリ、SSDになります。そこを確認してから金額もみて、パソコンを選ぶようにしていきましょう。
CPU
フルHD動画の作成であれば、Intel Core i5以上のスペックがあれば充分です。デスクトップパソコンはもちろん、ノートパソコンを使ったとしても、これくらいの性能があれば、ストレスなく編集することができます。
メモリ
8GBでも作業はできますが、フルHD動画作成であれば、16GBあるとサクサク作業ができるようになるので、おすすめです。CPUの性能を発揮させるためにも、メモリは重要になるので、注意しましょう。
SSD
ストレージはデータを保管するための部品です。長期的に保存するためにはストレージの容量が重要になってきます。動画編集用では、250GB~500GB程度あれば問題はないと言われています。
あればあるだけ
ここまでで紹介した性能に関しては、あくまでも最低ラインになり、CPUもメモリもあればあるだけ作業がはかどります。最新の4K動画を編集などになると、紹介した性能以上が必要になるので、用途により使い分けましょう。
金額
上記で紹介した条件をクリアするPCであれば、デスクトップパソコンで10~15万円程度、ノートパソコンで15~20万円程度が相場となってきます。持ち運べるノートパソコンの方が、高くはなってきますので、購入の際に注意が必要です。
動画編集パソコンおすすめ16選
先に紹介したスペックの条件をクリアした中でもおすすめのパソコンを、ノートパソコンとデスクトップに分けて紹介します。各パソコンで特徴も違うため、是非参考にしてみてください。
ノートパソコン編
VAIO「VAIO S15」
メモリーやストレージの容量が大きくなっており、レベルの高い処理でもストレスなく使うことができます。CPUもメモリーも充分な性能になっていますが、必要に応じてさらにパワーアップできる点もおすすめのポイントです。
NEC「LAVIE Direct NEXT」
15.6インチのハイスペックノートPCとしては大人気の商品です。15.6インチでのPCの中でもサイズが小さく持ち運びしやすいことも特徴です。国内の大手ブランドのPCということもあり、スペックは間違いありません。
マウスコンピューター「m-Book W」
17.3インチの大きな画面を搭載したパソコン。GeForce GTX 1650が搭載されているなど、動画編集に向いているPCとなっています。8GBのメモリーが標準ですが、16GBの構成への変更をしてからの購入がおすすめです。
マウスコンピューター「m-Book W」マウスコンピューター「BC-DAIVN15G165-192」
軽くてコンパクトなため、外でも使えるとして人気のあるモデルです。バッテリーも7.4時間あるため、外での作業が問題なく行えます。高グラフィックのファイルでもサクサク作業ができる点も人気の要因です。
日本HP「HP Pavilion Gaming 15 クリエイターモデル」
高性能CPUと4Kディスプレイを搭載したモデルとなっています。2018年の販売なので、1世代前のものが使われていますが、問題なく使える性能のPCです。普段使い用のPCとしても優秀でおすすめです。
レノボ「ThinkPad X1 Extreme」
人気のThinkPadシリーズのクリエイティブ向けモデルです。最安値が21万円台と高いですが、動画の編集にはとてもおすすめです。4Kにも対応できる性能なので、高性能の動画を作りたい方におすすめです。
Apple「MacBook Pro」
(apple.com/jp/macbook-pro-16/)
クリエイターから圧倒的な人気を持っているAppleのノートパソコン。Apple公式サイトならCPUやメモリー/ストレージの容量が好きにカスタマイズできるのもうれしいポイントです。用途に合わせてカスタマイズしましょう。
デスクトップ編
ドスパラ「Magnate IE」
初心者が簡単な動画を編集するのにおすすめのパソコンです。初期のメモリは4GBなので、せめて8GBに変更しましょう。それでも6万円弱で購入できるので、編集を始めるタイミングでの購入がおすすめです。
ドスパラ「GALLERIA ZV」
高性能のGALLERIAシリーズは、クリエイターやプロゲーマーからの人気が高くなっています。動画の書き出しや変換も早く、他の編集時にも性能を実感できるはずです。同スペックのパソコンと比べてもコスパのいいパソコンです。
マウスコンピューター「LUV MACHINES iH700SN」
こちらも初心者が無料ソフトで編集するにはおすすめのパソコンです。基本的なスペックは高くないので、有料ソフトを使うと重くなってしまうこともあります。予算をかけられないがパソコンを買いたい初心者にはおすすめです。
マウスコンピューター「DAIV-DQZ530H5-M2S2」
フルHDから4Kまでサクサクとストレスなく編集できることが特徴のデスクトップパソコンです。10bitの出力対応なので、色も細かく再現ができることもうれしいポイント。プロレベルで編集したい方におすすめのパソコンです。
マウスコンピューター「DAIV-DQZ530H5-M2S2」マウスコンピューター「LUV MACHINES iG810S6N-S2」
フルHDの編集メインで、値段を抑えたいという方におすすめのデスクトップです。カットなどのちょっとした編集のみしかしない方はストレスなく使えます。標準搭載が8GBなので、16GBに変更してからの購入がおすすめです。
マウスコンピューター「LUV MACHINES iG810S6N-S2」マイクロソフト「Surface Studio 2 LAM-00023」
処理の重いソフトウェアを同時に起動しても余裕のある高いスペックを備えている多機能のデスクトップです。デスクトップの角度を自分好みに調整し作業できることもうれしいポイント。ペンタブを使っての作業も可能です。
ASUS「Zen AiO 27 Z272SDK Z272SDK-I78700T」
機能性とデザイン性のバランスが優れていると評判のデスクトップパソコンです。2TB HDDと512GB SSDのデュアルストレージを採用すれば、写真や動画などたくさんのデータが保存できるので編集にも向いています。
レノボ「ideacentre 720 90HY0013JP」
AMDの8コア&16スレッドの「Ryzen 7 2700(8コア/3.2GHz~)」や、GPUに「NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti」を搭載しているため、処理の重い作業もサクサク行えます。重い作業の多い動画編集に向いているパソコンです。
パソコン工房 「SENSE-RM39-LCRT2W-ZYI-CMG」
パソコン工房 「SENSE-RM39-LCRT2W-ZYI-CMG」76万円と高額なので、予算関係なしで最強を求めたい方は間違いなくこのPCがおすすめです。32コア64スレッドCPUと、動画編集をするには十分すぎるスペックをしており最速のパソコンだと言われています。
動画編集用パソコンおすすめ まとめ
今回は動画編集におすすめのパソコンを、ノートパソコンとデスクトップにわけて紹介しました。編集する動画の内容によっても使いやすいPCは変わってきますが、メモリやCPUは共通して必要になります。高価なものになるため、初心者の方はコスパのいいものから始めるといいのではないでしょうか。是非参考にしてください。