ストリートダンスを題材にした映画おすすめ7選!!

ストリートダンスを題材にした映画おすすめ7選!!

ストリートダンスを題材にした映画が多数あることをご存知でしょうか。文化を知れるものからダンスのルーティンまで様々なことが学べます。今回は、往年の名作から最近のヒット作まで、幅広く紹介していきます。

WILD STYLE(1982年)

出典:映画『ワイルド・スタイル』公式サイト

あらすじ

舞台はニューヨーク、サウス・ブロンクス。覆面をしたレイモンドは、深夜に地下鉄のガレージへ忍び込み、車体にグラフィティアートをスプレーで描いていた。レイモンドのカラフルなグラフィティは話題となり評判を呼ぶも、違法行為であるため、描き手として正体を明かせずにいた。ある日、新聞記者のバージニアから仕事の依頼が舞い込むが、仕事として描くことと自由に描くことの選択に思い悩む。

おすすめポイント

ヒップホップカルチャーを世界に広めた伝説的映画と言っても過言ではない作品です。実在のグラフィティ・ライターからダンサーやDJ、ラッパーまで総出演し、ヒップホップという新しいムーブメントが生まれた瞬間を世に知らしめた作品となっております。歴史を学ぶという観点でも、ダンサーなら1度は見ておきたい映画です。

ブレイクダンス(1984年)

出典:Amazon

あらすじ

ダンスに全てを賭けた若者たちの挑戦を描いた青春サクセス・ストーリー。ケリーはプロのダンサーを目指し、日夜、夢を追い続ける一人の女性。そんな彼女がある日、友達に誘われ出向いた海岸沿いの街で、今まで見たことも無い斬新なダンス“ブレイク・ダンス”を踊る二人の青年に出会う。

おすすめポイント

日本にブレイクダンスブームを巻き起こした超有名映画です。ポッピング・アニメーションのダンスシーンが多くあるポッパーのバイブル的存在にもなっています。

オープニングからダンスシーンが連続し、ダンサーとしては勉強になるシーンばかりです。ターボ役のダンサーブガルーシュリンプがホウキを使って、ムーンウォークやサイドウォークなどを披露するシーンは当時、全世界に衝撃をあたえました。マイケルジャクソンのダンスの先生でもあったポッピンタコも登場しているところも見所です。

バトルやショーのシーンだけではなく、教えているシーンや練習風景もあるため、学ぶという観点でもおすすめです。

You Got Served(2004年)

出典:Amazon

あらすじ

デビッドの生活はストリートダンスが中心であった。彼のチームはストリートダンス・バトルでは常に勝ち抜き、他のチームからも注目される存在。しかし、麻薬取引にからむトラブルから現金が必要になった彼は大きなダンス・コンテストで優勝を勝ち取り、賞金を得るためにエントリーすることを決意する。ブレイク、ポップ、ロック、彼の持つすべての技を駆使し、プライドをかけた戦いが今始まる。

おすすめポイント

少し新しい映画となりますが、こちらもダンス映画として必ず見て欲しい作品のひとつ。B2Kというグループとして人気だったオマリオンやマーカスヒューストンを始め、有名アーティストから実際に活躍するダンサーが100名以上出演し、大ヒットした映画です。

ストーリーがおもしろいというよりも、ダンスがとにかくかっこいいです。開始から5分間ダンスのシーンが続いたり、ダンスバトルが中心となった作品です。バトル中のチームルーティーンは、各チームのダンサー達が独自で考えたのだとか。

練習シーンを見て真似するもよし、バトル中の動きを見て真似するもよしの勉強になる作品です。

RIZE(2005年)

出典:Amazon

あらすじ

全米で最も危険なL.A.サウス・セントラル地区。ロス暴動が起きた1992年、子供の誕生日を祝うためピエロ姿のダンサー、トミ-・ザ・クラウンが現れる。彼は子供たちにダンスの楽しさを教えて回る。

おすすめポイント

黒人発祥のダンスであるクランプを踊る若者たちを追った、ドキュメンタリー映画です。今は、日本でも人気のダンスジャンルの1つとなっていますが、クランプが広まったきっかけとも言える映画がこの映画です。

トミ-・ザ・クラウンが犯罪多発地域で育つ子供たちにダンスを通して生きることを教え、彼の“クラウン・ダンス”から新しい“クランプ・ダンス”が誕生していきます。ギャングになるかの人生の選択を迫られているシーンでのダンスには鬼気迫るものがあり、見入ってしまうこと間違いなし。

タイトアイズ、リルシーなどクランプのレジェンドが出演していることも話題になりました。クランプの歴史、ヒップホップの歴史を学びたい人にもおすすめの映画です。

STOMP THE YARD(2006年)

出典:Amazon

あらすじ

L.Aの闇コンペで兄と賞金を稼いでいたバトル・ダンサー、DJ。ある晩、対戦チームと賞金をめぐり喧嘩となり一瞬にして兄を喪い警察に囚われる。
有罪の審判を受けたDJは、心の傷が癒えないままに更正の為叔母の住むアトランタで大学へ通う事に。
ある日、学内のダンスクラブで踊ったストリート仕込みのダンスが話題となり、全国大会に向け熾烈な争いを繰り広げていた学内の弱小ダンスチームからの勧誘を受ける。
しかし、己の才能に溺れた身勝手な行動が、やがてチームに確執を生んでいく・・・。才能溢れるバトル・ダンサーの挫折と苦悩そして再生を描いた感動作!

おすすめポイント

ストンプと呼ばれる、ステップを踏みながら手足で音を立ててリズムを刻むダンスを中心とした映画。クランプに似たようなジャンルとなっており、チーム全体でぴったりと揃ったストンプは迫力満点で圧倒されてしまいます。

チームでバトルをしてみたい、ショーケースを作ってみたいと思わせてくれるくらいかっこいい映画です。また、Ne-Yoやクリス・ブラウンなど豪華アーティストが出演し激しい踊りを見せているところも見所です。

STEP UP(2006年)

出典:Amazon

あらすじ

ボルチモアの貧しい家庭で育った不良少年タイラー(チャニング・テイタム)は、ある事件をきっかけに有名な芸術学校で奉仕活動をすることに。ストリートダンスが得意な彼は、バレエダンサーのノーラ(ジェナ・ディーワン)と学校で出会い、ひょんなことから彼女のダンスパートナーとして発表会を目指すことになる。

おすすめポイント

Step Upの1作品目は、ストリートダンスだけでなく、バレエも出てくるという他のダンス映画とは違った楽しみ方もできる映画です。奉仕活動がダンスのきっかけになるという実にアメリカらしいストーリーになっているところも見所です。

また、Step Upは2006年に1作目が公開されてから続々とシリーズが公開されており、今では合計で5作品となっています。4作品目では、フラッシュモブにフォーカスされており、発表会などのネタを探すにはもってこいの作品かもしれませんね。

ストリートダンス/TOP OF UK(2010年)

出典:Amazon

あらすじ

UKストリートダンス選手権優勝を目指すカーリー(ニコラ・バーリー)は、チームを率いる恋人の離脱や練習場を失うなど途方に暮れていた。そんなある日、バレエ学校の教師ヘレナ(シャーロット・ランプリング)が生徒たちをチームに入れることを条件にスタジオを貸すという提案を持ちかける。
まったく異なるスタイルのメンバーとバレエダンサーたちは激しく衝突するが、やがて互いを尊重するようになっていく。

おすすめポイント

ストリートダンス選手権で優勝を目指す若者たちの成長を綴った映画になっています。スタイルの違いに衝突しながらも、バレエとストリートダンスを融合させた独自のダンスに挑戦する様を描いています。

スタイルの違いを融合させるということは、ストリートダンスでもジャンルの違いを融合させるということにも活かせるかもしれませんね。人気ブレイクダンサー、ジョージ・サンプソンや、ダンスパフォーマンス集団「ダイバーシティ」らも出演しており、ダンスの質も間違いなしです。

続編であるストリートダンス2では、日本人ダンサーであるkiteさんも出演していますので、是非見てみてください!

まとめ

今回はストリートダンスを題材としたおすすめの映画を紹介しました。ダンスの文化を学ぶことも含めて、映画でも多くのことを学ぶことができます。練習に疲れたときの息抜きにでも見て何かを得ていただければと思います。

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