夜の駅前などで、ガラスに面して踊っている若者をしばしば見かけますが、彼らは自分の姿に酔いしれているわけでもなく、周りにアピールしている訳でもありません。
実はダンサーにとって鏡は相棒とも呼べる存在で、必要不可欠なアイテムとなっています。
ダンス練習に鏡は必須！
鏡を用いることで自分のシルエットや動きをしっかりと見ることができるので、早く上達したい人は鏡を見ながら練習を重ねましょう！
いい練習は良い環境でしよう
いいダンスパフォーマンスをするためにはいい環境で練習するのが大切です。優秀な講師や施設の充実したレンタルスタジオに通うのは難しいですが、上手くなる手段は身近に存在しています。特に上達のコツは、自らのダンスと向き合うことであるといえます。
簡単な動きや細かい振り付けは自宅でも確認ができるため、大人一人分が映る小さな鏡でもいいので、設置して練習に役立ててみましょう。
鏡が無いと苦労するかも
もし鏡が無いと練習をするときにさまざまな障壁にぶつかる可能性があります。例えば「ここの振りが難しい…」という時や「ここが変かも…」という時に鏡が無いと苦労を強いられることがあります。
鏡は自分のダンスの癖や問題点を見つけるのに役立つので、困った時は鏡の前で反復練習して苦手な動きなどを克服しましょう。
ダンス用鏡を選ぶポイント
ダンスを練習する上で自分のシルエットを確認するのは非常に重要な事で、上達するために鏡は重要な役割を持っています。鏡を選ぶ場合はポイントをしっかりと押さえて家での練習に生かしてみましょう。
全身が映るものを選ぶこと
ダンスは頭からつま先まで気を使わなければいけないので、全身が映る鏡を選ぶようにしましょう。鏡の種類によっては足まで映らないものもあるため、サイズは大きめなものを選ぶのがポイントです。
また、横幅が狭い場合はステップなどで鏡から外れてしまう場合もあるので、ある程度横幅のあるものを探してください。練習する時に自由に動けないとスキルアップにも繋がらないので、のびのびと動ける鏡を選びましょう。
丈夫なものを選ぶこと
鏡を割ってしまうという事態は稀ですが、置き型の鏡は倒れてしまう可能性もあります。万が一のこともあるため、できれば耐久性に優れた鏡を購入するのが好ましいです。ステップなどをすると揺れることがあるので、安定した場所に置くということも忘れないようにしましょう。
今回ご紹介するフィルムタイプは割れる心配もないため、スペースに余裕がある場合はフィルムタイプを活用しましょう。鏡の種類はたくさんあるので、好きなものを選ぶのが最大のポイントです。
部屋に合ったものを選ぶこと
その他の家具と同じく「購入したものの置けない」という事態は避けましょう。アパートなどはスペースが限られているので、練習できるスペースを十分に確保してから購入するように心掛けましょう。
練習スペースを確保している場合は心配が不要ですが、自室で練習する時は床や壁を傷つけないための配慮も必要です。練習する時は鏡だけでなく、周囲の状況に関しても注意を払うようにしましょう。
ダンス練習に使える鏡の種類
鏡にはいろいろな種類がありますが、今回はダンスの練習に適した鏡をご紹介します。鏡は練習スタイルや住まいの状況に合わせて好きなアイテムを選んでみましょう。中にはショップなどに使われていた中古の姿見などもあるので、オークションなどでチェックしてみるのもおすすめです。
ガラスミラー
最もオーソドックスな鏡で、ダンススタジオなどでも多用されている万能な鏡です。迷った方はこちらを購入すればまず問題ありません。
ガラスミラーのメリット
ガラスミラーは耐久性に優れ、変形などに強い素材でできています。お手入れも簡単で、曇りや汚れも簡単に除去できる優れものです。長期間使えるので、ダンスを何年間も練習したい人にはおすすめです。
また、中にはサイズが大きい物や比較的安価で手に入るものも多いので、複数個購入したい場合や広々と使いたい場合におすすめです。割れる心配があるものの全体的な強度は強いので、丁寧に使うことで安全に使えます。
ガラスミラーのメリット
頑丈で便利ですが、割れるリスクの他重さもあるため持ち運びや移動に困ることがあります。特に割れた場合は処理が大変なので、くれぐれも雑に扱ってはいけません。もし、安全面を重視したい人は後にご紹介するフィルムミラーをご検討ください。
一番苦労するシーンは搬入時や設置時で、破損を防ぐために丁寧な作業を心掛けましょう。ガラスミラーは割れさえしなければ安全で、経年による劣化もメンテナンスによって防止できるので、定期的に掃除しましょう。
おすすめのガラスミラー「ガラスミラー 壁かけ型(90×180cm)」
こちらのモデルは比較的重厚ですが、重さがあることで転倒のリスクも軽減されます。また、サイズも大きいため２名程度で振り合わせができるのがポイントです。
おすすめのガラスミラー「ガラスミラー キャスター型(80×178cm)」
壁掛け型や置き型の鏡がありますが、こちらはキャスターが付いているので移動が便利です。セッティングなどには時間が掛かりますが、場所を移動できるのが大きな魅力です。
フィルムミラー
フィルムミラーはガラスのものと異なり、割れのリスクなどがない鏡です。安心の素材ですが、問題点も少々あるので、ガラスミラーと比較して購入しましょう。
フィルムミラーのメリット
フィルムミラーはガラス製と比較して軽量で割れる心配もありません。持ち運びしたい場合や、お子様のいたずら防止などにも役立つので、安全性を求める方はフィルムミラーを選びましょう。
フィルムミラーの中には「リフェクスミラー」と呼ばれる、高い耐久性や反射性を持つ優秀な鏡があります。ダンスの練習には割れないリフェクスミラーがおすすめなので、商品を探す場合はぜひ検討してみましょう。
フィルムミラーのデメリット
フィルムミラーのデメリットに関しては、耐久性がガラス製と比較すると劣っており、変形やフィルム破れの恐れがあります。取り扱いが楽ですが、雑な取り扱いには注意が必要なので、丁寧に扱うようにしましょう。
また、ガラス製と比較すると値段が高い傾向にあり、練習場に複数個買いたい場合などは値段も視野に入れましょう。しかし、品質に見合った値段なので、安心安全に練習したい方には特におすすめです。
おすすめのフィルムミラー「リフェクスミラー 壁かけ型(80×150cm)」
こちらのフィルムミラーは耐久性に優れ、例え倒れたとしても変形したり破れるリスクが低いです。リフェクスミラーは比較的価格は高いもののスペックは高いので、ぜひ手に入れて高品質を実感しましょう。商品のレビューに関しても申し分ないため、安心のリフェクスミラーだといえます。
おすすめのフィルムミラー「リフェクスミラー 置き型(60×150cm)」
こちらのフィルムミラーは置き型だけでなく、壁にかけても使えるモデルです。60cmの幅ですが全身は十分に映るので、キッズダンサーから大人のダンサーまでしっかりとサポートしてくれます。
ダンス練習用鏡の選び方！ まとめ
鏡はダンサーを支える大切なアイテムで、プロからアマチュアまでさまざまなダンサーから愛されています。鏡が無いと振り付けの合わせや練習をするときに苦労することになるので、初心者のみならず上級者の方も鏡と向き合って練習に励みましょう！
